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ニューロマーケティングで、Windows 8のアプリ上の広告を評価
無意識の反応を捉え、そこから得られたインサイトを活用するニューロマーケティングは、商品開発においても進んでいます。
例えば、マイクロソフトです。
昨年、Windows 8のアプリ上の広告を評価するために、最先端のニューロマーティングによる調査方法をマイクロソフトが採用しました。
Windows 8のアプリに限らずスマートフォンなどにおいても同様ですが、広告価値を高める提示方法の開発は各社試行錯誤を重ねています。アプリ上に提示する広告が、これまでと視聴・閲覧方法が異なるためです。
この開発にマイクロソフトが注目したのは、無意識にある消費者目線です。
開発には、開発者中心ではなく、消費者に目を向けました。そして、アプリ上に提示する広告の印象を言葉ではなく、無意識にある消費者目線、つまり使用中に純粋に感じる無意識の感性に尋ねることにしました。(ニューロマーケティングはこの無意識の反応を抽出するためです)
英語ですが、その様子とコメントはYouTubeにあります。
結果、ニューロマーケティング調査によってマイクロソフトは、アプリ上の広告がどのように感情に訴求するか、認知を高められるか、親近性を増すのか、そしてその科学的な根拠(ハロー効果との関連性)など、有用性と開発への様々なインサイトを得られたとのことです。
ひょっとすると今後のアプリやWindows 10の開発に、この結果が活かされているかもしれませんね。楽しみです。
では、また次回に!
(*)マイクロソフトのプレスリリースです。
Microsoft and Nielsen Collaborate On Research to Test Windows 8 In-App Ads Effectiveness
http://advertising.microsoft.com/en/blogpost/127382/microsoft-advertising-blog/microsoft-and-nielsen-collaborate-on-research-to-test-windows-8-in-app-ads-effectiveness